インデックス投資と高配当株、どっちがいいの? 

経済活動
インデックス投資と高配当株、どっちがいいの?

投資を始めるにあたり、投資に関するさまざまな本を読みあさり

Twitterを始めてからは投資系のツイートとブログを読み

そこからひとつの結論にたどり着きました

投資に正解はなく、人それぞれのスタイルがある

年齢や収入、家族構成や職業、

投資に対する考え方

人それぞれのリスクの取り方

それににあった投資法

その中で成果を出している方から

日々学ばせてもらってます

儲かってれば正解、損益出しまくってたら不正解じゃないの?

って言われれば何も言えませんが。

株式投資は誰にも先が見えないため、運の要素も多分にあるでしょう

ですが、その中でも

自分なりのルールやポリシーに基き

投資スタイルを確立する方々に

多くを学びました

今回はその中でも私が大きく影響を受けた

ふたつの投資法について考えていこうと思います

高配当株とインデックス投資

私は現在、投資の約半分を積立NISAにて

インデックスファンドに投資し

残りの半分は米国個別株(高配当株)と

高配当株式ETFに投資しています

純粋に損益で判断すれば、今のところ

インデックス投資信託の圧勝です

多分、この流れはこの先も変わらないと思ってます

ですが、今回はこの二つの投資方法を

心理的な側面から考えていこうと思います

インデックス投資信託

今、インデックス投資の方は

e MAXISslim(S&P500)

ニッセイ外国株式インデックスファンド

2銘柄をおもに積み立ててます

ともに配当再投資型なので

インカムゲインは無し

積み立てによるドルコスト平均法

株価が下がるたび購入口数が増え

株価回復とともに大きく育ちます

長期的に見て株価が右肩上がりとなれば

資産額も伸びていきます

配当金が出ないため、税金も発生せず(NISAは元々非課税ですが)

信託報酬も0.09%0.10%

ETFほどではないにせよ

かなり低い水準です。

積み立ての設定を最初にしてしまえば

後は特にやることはなくなりました。

コロナ禍での暴落を超えて、今は7%ほどの含み益を出しています

インデックス投資に関しては

積立NISAで満額設定してありますので

価格下落時に余裕資金で買い増すだけなので

とても簡単に資産を増やしていけます

価格下落時は資産額が減ってツライという心理ではなく

『お買い得のバーゲンだ!!』

くらいの心理でいられるので

とっても楽なこころもちでいられます

ただ、出口戦略について少し不安もあります

配当の代わりに4%づつ資産を切り崩し

元の資産を大きく減らさないようにする戦術が

巷では主流のようですが

この場合、売却時の株価に左右され

売却益が不安定になります

株価が急落などすれば、売り惜しみしたくなり

結局、株価の動きに翻弄され、売るのが難しいのでは?

メンタルの弱い私は感情に流されてしまいそうで怖いです

機械的に4%切り崩すのが心理的なストレスになりそうにも思えます

買増すのも切り崩すのも機械的に

このルールを徹底できるかが重要です

余計な感情を持ち込むといいことなさそうですね

高配当株投資

こちらはNISAではなく楽天証券の特別口座にて運用中

高配当株ETFのSPYDVYMを少しづつと

個別株をセクターを分散しつつ少しづつ

ハイテク      INTC

医療系       ABBV

資本財       MMM

生活必需品     MO

通信        T

金融        WFC LAZ

と、こんな感じでどの株も

配当金を長期で見込めそうか考えて

組み合わせています

米国株は配当を3か月に一回のペースで

出す会社が多く、組み合わせによっては

毎月配当を受けることもできちゃうんです

これって結構テンション上がりますよね?(単純な私)

高配当株では考え方として

株価の値上がりで利益を得る(キャピタルゲイン)よりも、

所有株から配当を得る(インカムゲイン)の方に重きが置かれます。

株価に大きく左右されずに

安定した配当を見込めるので

心は穏やかにいられます

ただ、欠点としては

毎回の配当金からは税金が差し引かれており

再投資するにしても

税金分成長のスピードが鈍くなってしまいます

しかも、米国株は二重課税により

本来20%ほどの税金が

27%も差し引かれてしまうのです

(差額は確定申告することで戻すことが出来ます)

そんなわけで、利益を再投資して

資産をガンガン増やしたいとき

インデックス投資に比べて

やや劣る高配当株ですが

心理的には心穏やかに投資し続けられる

素晴らしい投資法とも考えられます

高配当株をよく【金の卵を産むニワトリ】にたとえられますが

一度手に入れたニワトリは

定期的に金の卵を

どんどん生み落としてくれるのです

私たちは金の卵が産めそうな

良いニワトリを選んで

金の卵をを元手に加えて

どんどん増やしていけばいいんです

勿論、金の卵が小さくなることも

産めなくなることもあるでしょう

でも、所有するニワトリの価値が

上がろうが下がろうが

金の卵を産み続けてくれる限り

心穏やかに過ごせます。むしろ、

価値が下がれば買い増しのチャンス!!

くらいの気持ちです

基本、高配当株は

金の卵を産めなくなりそうなとき以外は

売ることは考えません

ひたすらに金の卵の養鶏場を増やします

出口戦略も極めて簡単!!

株を売る前提がないので

配当金収入が希望額に達したら

再投資をやめ、配当収入生活に専念します

たまに所有株のメンテナンスをするくらいです

目標がわかりやすい分

モチベーションも維持しやすいです

暴落時に試される真価

株価は定期的に暴落します

過去、何度も大きく下がり

また、上がりました

下がる時は数日で40%以上下がることもありました

いくら暴落時は買い時だと思っていても

実際、どこまで下がるか

いつまた回復するか誰にもわかりません

資産が何百万も目減りして

まだまだ下がるかもしれないとき

勇気をもって買うことは出来ますか?

回復するのが2年後か、15年後かも分からない

そんなどん底の心理の時

インデックス投資家は?

淡々と買います

株価が底を打って回復するまでは

資産増加のフェイズなのだと思うだけです

元々、生活の一部として無理のない額を設定しているので

慌てることはありません

高配当株投資家なら?

株価が下がっても

配当金が出れば問題ありません

場合によっては減配はあるかもしれませんが

倒産してゼロにならない限り許容できます

コロナショックの際もほとんどの所有株は

配当金を出してくれました

米国企業は減配や無配で自社株が売られるのを極端に嫌います

高配当株は株を高く売って利益を得る

キャピタルゲインが主目的ではないので

株価が下がっても売りません

むしろ買い増し時です

配当利回り爆上がりです

購入単価も下がるので

戻った時の喜びもひとしおです

総資産額が激減しても

コンスタントに配当金が入ると

精神的にも安定します

まとめ

今回、コロナ禍はいい経験になりました

米国インデックス投資

長期的にみれば、安定かつ高効率で資産をふやせ

かつ、積み立て設定をしっかりすれば手間もかからない

ルールを順守すれば、時流にもまどわされづらい

という、非常に優れた投資法に思えます。

米国高配当株投資

配当金額という目標が明確で

投資のモチベーションを維持しやすい

個別株など、企業の情報を取得し、理解することによりリスクを減らし

かつ、株主として投資を楽しめる

不況時にも、売る前提が無いので株価下落が気にならず

配当金が出ることで心理的にも楽

というメリットがあります

今後も私の投資の両輪として

積み増していきたいと思います

以上、インデックス投資と高配当株、どっちがいいの?でした。

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