インデックス投資と高配当株投資の程よい関係

経済活動
インデックス投資と高配当株、どっちがいいの?

入金力少なめな弱小投資家のペケペケです。

今回は、よくあるインデックス投資と高配当株投資の対立論争ではなく、

両方の持ち味を活かした平行運用について考えてみました。

私自身も積立NISAやiDeCoでインデックス投資

特定口座で米国高配当投資を運用してますので、そんな私の主観も交えてお話しします。

いわゆるコア‐サテライト戦略というやつですね。

まずはインデックス投資

インデックス投資は大きく分けて2種類。ETFと投資信託ですが、

私は税制優遇される制度、積立NISAとiDeCoを利用しているので、

投資信託メインでの運用となってます。

積立NISAなら入金も100円からと、少額で投資できるので

わずかな資金でも積立できるのがメリットです。

配当金も自動で再投資されるので、設定さえ決まれば

後はほっぽらかしておけるので、手間いらず。

積立NISAやiDeCoなど、税制優遇のある制度を

まずはフルに使い倒すのが第一目標となります。

長期保有前提の投資としてコア(核)となるのがこれです。

余力で楽しく高配当株投資

証券口座を開設して情報収集を始めると気になってくるのが配当金。

積立NISAで投資信託を始めた私は、口座の資産評価額の変化を眺めるだけ。

個別株から得られる優待や配当金、ETFの分配金がだんだんうらやましくなってきました。

勿論、配当金を得て配当再投資する事での納税分のロスを頭では理解してるのですが

物は試し、勉強過程と割り切って小額から始めました。

おもに米国のETFと高配当株を少しずつ買増していったのですが

米国市場でリアルタイムで株を売り買いするのは初めてだったので

苦戦はしましたが、良い経験値稼ぎになったと思います。

米国個別株を始めてからは株価や金利、世界経済に関心が高まって

みずから情報収集を行うようになったのも大きな進歩です。

一年以上たった今、高配当株投資は全体の3~4割、

こちらはサテライトのスタンスですね。

それぞれのメリットデメリット

投資信託利用のメリット

〇小額から投資や積み立てが出来る

〇いい意味で株価の動きに惑わされない(ドルコスト平均法などは典型)

〇積立NISA利用で利益分の税金が減免される

〇積み立て設定さえ出来れば後はほとんど手間がかからない

〇運用コスト(信託報酬)の安いファンドが増えている

投資信託利用のデメリット

●株価の動きに合わせた売り買いが出来ない

●指数に準ずる値動きなので良くも悪くも市場経済と一蓮托生。

とにかくひま!資産運用の面白みに欠ける


高配当株投資のメリット

〇個別銘柄の選定が楽しい

〇タイミングよく買えれば購入単価を抑えて配当利回りを上げられる

〇不労所得として配当金を都度自由に使える(再投資先選択も)

〇資産の成長や今後獲得できる不労所得額が予想しやすい。

〇学習や情報収集を結果(資産額)につなげやすい

〇NISA利用で利益にかかる税金の減免。(積立NISAとの併用不可)

高配当株投資のデメリット

●配当金再投資する事での税金分の複利成長のロスが出る

●減配、無配など、利回り低減リスク

●株価下落による資産減少リスク

●資産増加率は今のところインデックス投資の方が高い……。

まとめ

かなり性格の異なる二つの投資方法

どっちも経験しておきたいというのが私の考えです。

長期での安定感と現在の運用成績、積立NISAやiDeCoなど優遇制度利用を加味すると

投資信託運用がコア

配当金収入が増える楽しみや相場を観ながら売買できる楽しさ

これから伸びそうな銘柄で株価や配当金の上昇を狙えるところなど

高配当株投資がサテライト

このスタイルは今後も続きそうです。

投資方法は人それぞれ

バランスファンドや債券で手堅く運用する方

グロース株で一攫千金を狙う方

ビットコインなど、仮想通貨に未来を見出す方

どれが正解かは解りません。

私の考え方があなたの参考になれば幸いです。

以上、インデックス投資と高配当株投資の程よい関係でした。

今からでも遅くない!初めての米国株投資

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